0027東京藝術大学附属音楽高等学校を経て同大学を首席卒業。パリ国立高等音楽院大学院修了。文化庁派遣芸術家在外研修員として、R.パスキエ、J.J.カントロフ、C.イヴァルディ各氏のもとで研鑽を積む。

宝塚ベガ音楽コンクール第1位、第64回日本音楽コンクール第1位。千葉市功労賞受賞。L.モーツァルト国際コンクール第3位、ヴィエニアフスキ国際コンクール第4位、トリエステ国際室内楽コンクール最高位受賞、フォーバルスカラシップ・ストラディヴァリウスコンクール優勝、1697年製ストラディヴァリウス”レインヴィル”を2年間貸与。ラヴェルアカデミーにてシブール市賞、ラヴェル賞受賞。青山財団よりバロックザール賞受賞。

これまでに読響、都響、東響、日フィル、新日本フィル、東京シティフィル、札響、仙台フィル、大阪交響楽団、大阪シンフォニカー、大阪センチュリー、アンサンブル金沢、名フィル、セントラル愛知、九響、N響室内合奏団、ミュンヘン放送響、ブルターニュ響等と共演。海外では、アメリカ、イギリス、ドイツ、オランダ、スイス、イタリア、ハンガリー、ポーランド、ギリシャ、フランスでコンサートを行う。世界各地の音楽祭、またRadio Classique(仏)、Mezzo(仏)、RAI(伊)、スイス放送、NHK-FM名曲リサイタル、BS朝日、NHK教育、NHK名古屋、NHK-BSプレミアム等に出演。

意欲的にソロ、室内楽、オーケストラとの共演等で活動を展開。最近の主な活動はリサイタルの他、2011年飯森範親指揮、札幌交響楽団とブラームスの協奏曲、パリ国際プーランク週間出演、2012年小林研一郎指揮、読売日本交響楽団とメンデルスゾーンの協奏曲、大井剛史指揮、新日本フィルとベートーヴェンのトリプルコンチェルト、2013年小林研一郎指揮名古屋フィルとブルッフの協奏曲第1番、イタリア・カンポバッソのサヴォア劇場にてリサイタル、大井剛史指揮東京交響楽団とラロのスペイン交響曲。2014年2月小林研一郎指揮東フィル名曲コンサート、4月小林研一郎指揮日フィルと芸術劇場にてベートーヴェンの協奏曲、5月サントリーホールにてメンデルスゾーンを共演。12月岡山でドレスデン管弦楽団メンバーとモーツァルトのシンフォニーコンチェルタンテ、福島で東京シティフィルとチャイコフスキーの協奏曲などが予定されている。アクロス弦楽合奏団メンバー。毎日新聞社主催日本学生音楽コンクールの審査員を務める。千葉市文化芸術振興会議委員。

また、スペシャルオリンピックスのコバケンとその仲間達オーケストラのコンサートミストレスを務める(活動がドキュメンタリー映画”天心の譜”として公開される)他、株式会社ネイチャーズウェイの環境基金顧問を務める等、チャリティー、アウトリーチ活動も積極的に行う。

’07年ALMコジマ録音よりイザイ無伴奏ソナタ全曲(レコード芸術特選)、’08年サンサーンス作品集をリリース。ロームミュージックファンデーションの研修後、引き続きローマのフェリックス・アーヨ氏のもとで研鑽を積んでいる。